オーディオテクニカのAT-LH18/OCCというヘッドシェルを持っている。
重さ18グラムもある重量級ヘッドシェルだ。
このヘッドシェルをテクニクスSL1200Mk4というレコードプレーヤーで使いたいのだがそのままでは重すぎて無理。
SL1200Mk4ではヘッドシェルとカートリッジの合計重量が最大20.5グラムまでしか使えない。
普通のカートリッジはたいてい5グラム以上の重さがあるのでAT-LH18/OCCに装着すると合計23グラム以上となり大幅な重量オーバーだ。

このヘッドシェルにはAT-LH15/OCC(15グラム)とAT-LH13/OCC(13グラム)という姉妹品がある。
軽いのを買うべきだったのだ。明らかに選択ミスだが買っちゃったものは仕方ない。
使えるように対策を考えた。

AT-LH18/OCCはステンレス製のコネクター部分が分解可能となっている。

軽量化のため同社のヘッドシェルAT-MS11のアルミ製コネクターと交換してみた。
ステンレスとアルミの素材の差により4グラムの減量に成功した。

で、合計重量がどうなったかと言うと・・・

21グラム。惜しい。もう少し軽くなれば使える。
ネジ止めしてある指掛けを外せば軽くなるが操作性が悪くなるのでそれはやめた。
ヘッドシェル側をこれ以上軽く出来ない場合はウェイト側を重くしてバランスを取るしかない。

アーム後端の補助ウェイトに10円玉を強力両面テープで貼り付けてみた。

使用した両面テープは内装用のモールなどを固定するための製品。
厚みがあって粘着力は強力。モノタロウというサイトで買った。たぶんアマゾンでも買える。
文房具として売られている両面テープだとすぐに剥がれ落ちて危険なので使ってはいけない。

これで0バランスも取れて問題なく使えるようになった。
だが明らかにかっこ悪い。これじゃ音楽鑑賞が楽しくない。

結局SL1200シリーズ用の高価なサブウェイトを買った。

BELLDREAM(ベルドリーム)というメーカーから出ているBD-ASQ1200という製品だ。
同社のSL1200用サブウェイト3点セット商品BD-SW1725SPUの中からLIGHTだけを個別販売している物。
これを使えばヘッドシェルとカートリッジ合計の最大使用可能重量が23.5グラムまで拡張される。
定価5000円。高い。
痛い出費だが高価なヘッドシェルを無駄にせずに済んだ。


小さい方がプレーヤーに付属していたサブウェイト。
大きい方が今回購入したBD-ASQ1200。


何も問題なく装着完了。

ベルドリームのHPには
当サブウエイトをご使用の際は、必ずダストカバーを外して下さい。(再生時にサブウエイトがダストカバーに接触することがあります)』・・・と書いてある。
これはサブウェイト3点セットのサイズが大きい物に関する注意書きだ。

個別販売されているLIGHTはそんなにサイズが大きくないのでダストカバーを閉じても使える。


これはオーレックスC500というカートリッジ。


風のファーストアルバムを聴いた。
このアルバムはどんなカートリッジで聴いてもボーカルのサ行が歪むので諦めていたのだがこのヘッドシェルとカートリッジの組み合わせでは歪みが軽減されて快適な音で聴けるのだ。
ただしA面最後の曲だけは駄目だった。
いわゆる「内周歪み」だ。
これはアナログレコード特有の問題でありCDでは発生しない。

このサブウェイトはテクニクスSL1200シリーズのMkⅡ以降のプレーヤーに使える。
初代SL1200には使用不可能なので要注意。
SL-1500CとパイオニアPLX-1000にも使用可能。
LIGHTのみの個別販売品は取り扱い店が少ないが3点セットの方はアマゾンなど多くの店で買える。