オーディオテクニカのAT-LH18/OCCというヘッドシェルを使っている。
カートリッジの性能をフルに引き出してくれる素晴らしい製品だが一箇所気に入らない点があった。
指掛けが安っぽいのだ。
薄っぺらい金属の板を打ち抜いて曲げて穴を開けただけ。
しかも固定に使われているのがカッコ悪いプラスネジ。

購入時は表面がビニールコーティングされていたが、黄ばんでいて汚らしいので毟り取ってしまった。
するとさらにカッコ悪くなった。しかもエッジが立っているので触ると痛い。
見た目だけでなく操作感まで悪くなってしまったのだ。
余計なことしなきゃよかった。

山本音響工芸からヘッドシェルの指掛け部分だけ販売されていると知り買った。

山本音響工芸 ヘッドシェル指掛け TY-1
なんと純チタン製。素晴らしい質感だ。


AT-LH18/OCCにも問題なく装着できた。

メーカー発表の仕様では

指かけ部の長さ:20 直径:最大太さ:3、ネジ部はM2 長さ2.5 単位:mm

・・・となっている。
ネジ部分の寸法が合えばこれ以外のヘッドシェルにも使えるはずだ。


無事アームに装着完了。
チタンは軽くて丈夫な素材だ。この指掛けの重さはわずか0.45グラム。
ヘッドシェルの総重量にほとんど変化はないと思うが念の為にゼロバランスと針圧調整はやり直した。


たかが小さな棒だがこれに替えただけでヘッドシェル周辺の高級感が格段に向上した。
カッコ良さと操作感の向上を目指して買ったので音質向上については期待していなかった。
実際に聴き比べてみても以前の指掛けとの音の違いはよくわからないというのが正直な感想だ。
定価不明。購入価格は1664円だった。