欧米ロックの黄金期、1960年代から1970年代の名盤が続々とハイレゾファイルで発売されるようになった。
CDよりも音質が良くしかもファイルなので体積ゼロで保管場所は不要。
僕も手持ちのCDをどんどん売り飛ばして順次ハイレゾファイルに買い換えて行く予定だ。
ダウンロード販売はCDなどの物品販売と違って在庫切れがないので慌てずに好きな時買えるのも魅力だ。
だが困った状況も発生している。
同じアルバムでありながらCDやLPの発売時期によって微妙に内容が異なり複数のバージョンが存在する場合があるのだ。
そしてそのようなアルバムがハイレゾで発売されても必ずしも自分の好きなバージョンとは限らないので困るわけだ。
アメリカのロックバンド The Doors のファーストアルバム The Doors(邦題ハートに火をつけて)もそうだ。
元々は1967年に発売されたこのアルバム。
一曲目Break on Throughの歌詞の一節「she gets high」がドラッグを連想させて不謹慎ということでレコード会社がhighの部分を消去し「she gets (この部分無言)」と歌うという不自然な形で発売された。
で、このバージョンが長年出回っていたのだが1999年に発売された製品からは消滅したhighが復活してはっきりと聞き取れるようになり本来レコーディングされた正しい形になった。その後はこのhighの入ったバージョンが標準となる。
僕が現在所有している6枚組の激安輸入ボックス・セット(2011年発売)に入っているファーストアルバムもhigh入りのバージョンだ。

ドアーズのアルバムがハイレゾで発売されたと知り、このボックス・セットともお別れかと思ったのだがそうはいかなかった。
購入した人の話によるとどうやらハイレゾ版はhighが再び消滅してしまったらしいのだ。
僕はhigh入りの方が好きなので買い替え出来なくなってしまった。
つい最近ファーストアルバムの50周年記念バージョンというのが出たようだ。
こちらはまだ発売から日が浅いのでhighの有無についての情報が見つからない。
この50周年記念もハイレゾ販売しているので一曲目にhighが入っているとわかったら買い替える予定だ。

現在所有している激安CDセットはジム・モリスン生存中に発表された6枚のオリジナルアルバムをセットにした商品だ。

紙ジャケはCDサイズギリギリの窮屈なもので背中の文字もない簡略化されたタイプ。

ただしジャケット裏側のデザインは一応再現されている。

ボーナストラック一切なしでオリジナルの曲順通りなのがいい。