オーディオラックやテレビ台を選ぶ場合次の2つの条件を満たすものが良いと思う。

条件1 重いAV機器を安心して設置できる頑丈な構造。

条件2 機器から放出される熱がラック内にこもらないように背面が完全解放された構造。

条件2については側面も開放されていればさらに良い。
結線や掃除のしやすさでも有利になる。
背面に薄いベニヤ板がはめ込んであってコードを通す小さなくり抜きがあるようなラックは扱いにくい。

この2つの条件を満たす低価格のラックというとすぐに思いつくのがメタルラックだ。
だが普通のメタルラックは棚板が細い鉄格子状で機器の脚部がうまく接地せず不安定になる。
メタルラックのような頑丈な構造でありながら棚板部分は普通のオーディオラックのように平坦な板状の製品はないのか・・・
と思ったらありました!
これだ!

アイリスオーヤマ メタルラック ポール径25mm ウッディ棚板
いきなり完成した画像を見せてしまったが、この製品は支柱と棚板がバラ売りされていて自分で好みのサイズの物を購入して組み立てる製品である。
Amazonで幅91×奥行46×高さ4㎝の棚板を3枚、径25mm高さ49.5㎝のポールを4本購入した。
合計価格は10745円。驚きの激安価格だ。

まとめて注文したのに棚板は一枚ずつバラバラの発送だった。

普通の鉄格子のみのメタルラックと違ってものすごく重い。


ポールは4本まとめての発送だった。


ポールの下部はアジャスターになっている。


棚は細い骨組みの上にMDFの分厚い板をかぶせたような構造になっている。

骨組みと板を固定するネジがいくつか抜け落ちていた。

しかもMDFが崩れ落ちてネジ穴がバカになっている。

明らかに不良品なのだがこんなにデカくて重いモノを再梱包するのは面倒くさい。返品せず自分で補修して使うことにした。爪楊枝を薄く短く切ってネジ穴に木工ボンドで埋め込み、乾いた後にねじ込めば補修できる。この技は木材のネジ穴がバカになった時に使えるので覚えておくと便利だ。

棚板は厚さ4センチあるように見えるがそれは外周部だけ。

裏側が1.6センチほど抉れたようになっているので実質的な厚みは2.4センチである。

それでもかなりの厚さだ。


棚板一枚につきプラ製の固定用スリーブが4セット(8個)付属している。


支柱の凹みにかぶせて固定。1インチ(=2.54cm)ごとの高さ変更可能。

棚板に日本語の説明書が付属しているので安心。
なんとか1人で組み立てた。
組み立てに難しい箇所はなかったが、かなり棚板が重いのでちょっぴり苦労した。

必ず下段から順番に組み立てて行く。






完成。

下段に横置き型パソコン、中段にアンプと録画用HDD、上段(天板)にテレビ。


おそらくこの画像に写っているモノの中ではこのラックが一番長持ちするだろう。

これと似たような背面側面全開放のオーディオ専門ラックもいくつか売られている。だがその手の製品はたいてい支柱が中間の棚板を貫通しておらず、小さなボルトで連結する構造になっており強度は低い。しかも値段はバカみたいに高い。
今回購入したウッディ棚板のメタルラックは棚板一枚あたりの耐荷重が75キロ!約一万円でこんなすごい強度のオーディオラックは他に存在しないと思う。特にオーディオ専用と銘打った製品ではないのだがオーディオラックやテレビ台としての評価は満点だ。