中学生になってからオーディオに興味を持ち、レコードを集めるのが趣味になった。
レコード用のお手入れグッズも買うようになった。
スプレーも使っていた。
住んでいた場所が湿気の少ない北海道だったせいか静電気が原因のホコリの付着に悩んでいたのだ。

高校生になってから安い輸入盤を買うようになった。
そしてさらに凶悪な静電気に悩むことになった。
国内盤のレコードは半透明のサラサラした手触りの内袋に入っている。
だが輸入盤の内袋は紙製だ。この内袋とレコード盤が強烈な静電気でピッタリくっついているのだ。
自分にとってレコードスプレーはなんとなく使うものではなく必需品だった。
レコードスプレーにはだいたい3つの効能がある。

1 静電気除去・防止
2 汚れのクリーニング
3 レコードや針の寿命を伸ばす

たいていのスプレーは1と2の両方の効果を謳っている。
3番目の効果を謳った製品は要注意だ。昔この手の製品を買ったことがあるのだが音が悪くなった。
レコードにスプレーすると表面に保護用の薄い皮膜を作るのだがこれが悪さをしているようで「ザザッザザッ」というノイズが聞こえるようになってしまったのだ。しかも息づくように強弱のついた不快なノイズだ。ノイズの大きさはわずかだが当時ヘッドホンで聴くことが多かったのでかなり気になった。曲が終盤のフェードアウト部分に差し掛かって音がだんだん小さくなっていくと特に目立った。

現在使っているスプレーはクリアトーン558という製品である。
現在新品で買えるLPレコードはほとんど輸入盤で静電気は相変わらず強力だ。

やはりスプレーは必需品なのだ。


内容量278ml。アルコール含有量が82ml。


前記の1と2の効果がある。
「クリーニングと同時に耐摩耗性も向上します」と書いてあるので3の効果もあるようだ。

しかし説明書きのどこにも皮膜を作るとは書いていない。
このスプレーを使用して特にノイズがひどくなるようなことはなかった。安心して使える。
レコード盤から30センチ程度離して2~3秒スプレーし乾式クリーナーで拭けと書いてある。

クリーナーはオーディオテクニカの物を使っている。

アマゾンの取り扱い日は2008年となっているが2000年発行の「アナログレコード再生の本」という雑誌ですでに紹介されている。発売されたのはかなり昔だと思う。
アナログレコードのリバイバルブームにともなってレコードスプレーの類もいろいろ出てきた。
現在市販されているこの手の商品の中ではこれがもっとも割安だ。