オーディオでの音楽鑑賞に興味を持った中学生の頃、自宅には家具調のセパレートステレオがあった。
真ん中にレコードプレーヤー、アンプ、チューナーがひとまとめになったユニットがあってその左右にスピーカーがあるタイプだ。機器の音の善し悪しはわからなかったが針にゴミがついた状態でレコードを再生すると音が悪くなることには気づいていた。
そのためレコード針のクリーニングには昔から気を使っていた。
初めて買ったスタイラスクリーナーはナガオカ製だった。
美しいブルーの瓶に入っていた。キャップの裏にブラシがついていたのだがこのブラシの先端が綺麗に切り揃えられておらず不自然な段差があったので使いにくかった。たまたま不良品に当たったのかもしれない。
しばらくそれを使っていたのだが瓶をひっくり返して中身をこぼしてしまった。
その後別の製品を買った。

オーディオテクニカのAT-607だ。

これもやっぱりキャップにはブラシがくっついている。ブラシがなければ掃除不可能だから当然だ。

ブラシの先端は綺麗に切りそろえられている。


ヘッドシェルごとアームから外さないとクリーニングは困難だ。

20世紀に購入してからずっと使っている。
買ってからかなり年月が経過したのでもしかしたら中身が化学変化を起こして別の何かになっているのではないかという恐怖を感じることがある。だがホコリ除去の役目はちゃんと果たしている。